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○イラク大量破壊兵器、存在しなかったという、アメリカだったかの、独立調査委員会の
途中報告だったか？。怖いなあ。強権は平気で嘘をつく。いい勉強になりました。私自身は
わからんなあという感じだった。でも当時はそんなもの関係ないってな勢いで彼らは。アメリカ的
公共圏・空間を作るためにはきっかけなんてなんでもいいよってなもので。方広寺鐘銘事件の
ようなものか。しかしその虚偽を支持した日本の当局者は全然反省していない。そういう人を
選んだなんらかの責任も「問われる」（程度あり）のかな。
○デリダさん死去。今年は、大石慎三郎、網野善彦、森嶋通夫、中島らもなど続々と。来年も
そうかもしれないが。暗くなるなあ。いづれもなんらかのかたちで「戦中派」だったような
気もする。表象体系の崩壊に直面したことのある人達というか。