2004-01-01から1ヶ月間の記事一覧

杉村昌雄『天皇さまお脈拝見』(新潮社・1982年)をちょっと再読。 ザッハリッヒである。率直である。先帝はそういうおかたを好まれたのだと 思う。自然誌的記述である。それは「敗戦後」の皇室イメージについての 戦略的イデオロギー下において許される、な…

戸坂潤をちょっと再読。戸坂についてはwebで公開ページがあったはず。 http://pfeil.hp.infoseek.co.jp/ か。戸坂の『科学的精神の探求』という編集本が新日本出版社から出ている ということは、代々木には評判はいいんだね。今は知らないけど。 (翌日に訂…

土曜日

頬が痛いのは膿がたまっているからだということを聞いた、が。 とくになし。

金曜日

とくになし。 「君子危うきに近寄らず」って『論語』が出典じゃないんだね。勘違い していたよ。 王維詩(岩波文庫・小川環樹・都留春雄・入谷仙介選訳)を眺める。分から ないから(三詩聖のうちの一人だぜ、てめえ)。明日も読む。 史鉄生のメタ・ノヴェル…

『朝日新聞』夕刊小熊英二さん発言 「集合的記憶は20年か30年しか持たないのではないでしょうか」。 私の書いていることなども、歴史修正主義でしかないのだろうが、しかし これでやるよりない。

ちょっとこれを書いておこうか。何故書きたくなったのか、分からないんだが。 左翼を批判したいとかいうよりも、事態を明確にしたいということだ。 酒井三郎『昭和研究会』(中公文庫・1992年。もとはTBSブリタニカ・1979年)に ついて、私はまだきちんと読…

ときどき、まったく想像もしない検索にリンクされてしまっていることがある。 御迷惑をかけて申し訳ない。そういう検索を探すと、有意義なページにあたったり する。 http://www8.plala.or.jp/StudiaPatristica/ http://www.d1.dion.ne.jp/~kyri/St_Fathers/…

軍事史学会編『大本営陸軍部戦争指導班・機密戦争日誌(上)』(錦正社・1998年) の独ソ戦開始(1941/6/22)までをちょっと再読する。これは昨年に奮発して購入 したものである。それなりの御値段だった。軍人らしく、簡にして要を得た文章に よる作業日誌で…

木曜日

ちょっとましになってきた。一時的なのかどうかわかんない。

昨日、『現代思想』藤田省三特集を立ち読みしていたら、藤田さんは今治の 出身だけれど、御両親は大三島の出身であり、母堂は村上水軍の御子孫である という。藤田省三と村上ショージ、という対を主張しているわけではないん だが。http://d.hatena.ne.jp/mk…

水曜日

しゃあない。風邪薬を飲む。 お前はどういう経緯をへて、こんな勁く重いヴィールス(菌)にまで 成長したんだ。俺んところにくるまで、二三人(あるいはそれ以上)、 殺してきたのか、とヴィールスと対話する(危ないか?)。菌にも(それに こそ)社会性が…

これはどなたが書いていたのかな。大橋良介さんなのか米谷さんか清水さんか。 忘れてしまった。東久邇宮首相の悪名だかい、「一億総懺悔」は、しかし田邊元 氏の『懺悔道の哲学』と関連あるやどうかの。これが田邊博士の「懺悔道」から 採られているとしたら…

姫路。 風邪がぶり返したのか、嫌な頭痛がずっと続く。なかなかしぶとい。帰りの車は 朦朧としながら運転していた。すみません。 藤堂明保+相原茂『新訂中国語概論』(大修館書店・1985→1996年)をもとめる。 横道に逸れているわけではない。

了承を請う

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「mkimbaraの読書録」から「mkimbaraのアマチュア読書録」とタイトルを変更 しました。

松本彦太郎さんの『中国語と近代日本』(岩波新書・1988年)を暇をみて時を 忘れて読み耽った。傑出している(大体、近代の中国語学者は傑出している人が 多いんだが。それはこの学問の存立条件によるとおもわれる)。いろいろ疑問が 氷解した(倉石武四郎さ…

医療事務試験(二級)はやはり落ちていた。次回に備えなくては。言い訳はよす。 敗因とそれの修正(技術的問題)については、それなりに分析対象になっている。 ただ本当の原因は熱意や意欲の問題なのかもしれない。しかし詮ないことはいう まい。 (次回落…

昨日、大阪の帰りにまた古本屋に立ち寄ったが、これはまた後で。あまり めぼしいものに出くわさなかったが。

全然、新聞をまともに読んでいないんだけど、管見のなかの最近の記事での ランキングのpart.1。(本当は日経新聞を読みたい)。 1:朝日新聞夕刊。「百貨店の包装紙に恋して」という、百貨店包装紙収集家 の、朝日放送メディア戦略部の大西浩司さんに取材し…

月曜日

今日は早めに書いておきますわ。

忘れんうちに書いておきますか。どうせどなたかお書きになっているでしょうが。 チョップリン『凸劇場』ヴィデオ(未放映像なんかじゃなかったぞ)を購入した ことの特典として新春ライヴへの無料招待券が届いていたので、環状線福島駅北の ABCホールにまで…

村上さん『振りさけ見れば』には、勿論、どーでもよくないことが いろいろ書かれている。でもね、大事なことほど、そんな軽々しく 扱えぬもので。またなぜ「自伝」という形式を採用したのか、だとか それもあと幾つかで終了する間際に、刀で自決したのか、だ…

土曜日

しんどーて、ネタ繰る暇(つーか、余裕)あらず。なさけない。

村上一郎さんの未完の自伝『振りさけ見れば』(而立書房・1975年)に次の 記述がある。昆虫採集のときの先輩として。 「わたしの中学の二年上に、蓮実重智さんという人がいた。家は三条町で、もと わたしのいた家に近く、暗い大きな士族屋敷であった。が、お…

金曜日

どうでもいいことを書いていこっか。あー、しんどい。

木曜日

風邪のなおりかけ。その分、しんどい。周囲には悪いが一日寝込ませて 貰った。

水曜日

今日はなんやかんやと一日運転手やったな。 昨年末に受けた医療事務試験の結果が未だ来(こ)ん。 どうせ落ちてるんやが。 正月から大袈裟にゆーたらヴィスコンティの『家族の肖像』状態 でね。(といっても別に階級的なvulnerablityのことをゆーとんと ちが…

火曜日

姫路。 沖浦和光『瀬戸内の民俗誌』(岩波新書)、バークリ(バークレー) 『人知原理論』(大槻春彦訳・岩波文庫)。

村上一郎評論二篇とどく。 重要なるもの未だ入手してをらぬが、おぼろげながら、 かの全体像につきて吾にほのかに把持せるところあり。 一に情念・情感の科学的把持(亦たその東西の比較)。 一に大和における文武両道の様態。文武分かたれずの自覚なり。 前…

1/6での「オール阪神さんの生い話」とは次のとおり。 これは私の補足だが、現在の吉本はサーヴィス産業の大企業だけれど、 オール阪神巨人のデビューしたときは、ある芸人(商品)を販売する 計画を建てたとき、ほぼ、全社支援というかたちになる。阪神さん…

木曜日の『ナンバ壱番館』(ABC-TV)のロザン特集のとき、見ていないのだが、 最後だけちょっと見た。ゲスト出演のメッセンジャーの黒田さんが、「ツッコミの 腕が上がると客の反応は全然違ってくる」という発言だけは聴けた。いたく首肯 した。昨年末の「オ…