杉村昌雄『天皇さまお脈拝見』(新潮社・1982年)をちょっと再読。
ザッハリッヒである。率直である。先帝はそういうおかたを好まれたのだと
思う。自然誌的記述である。それは「敗戦後」の皇室イメージについての
戦略的イデオロギー下において許される、なんて指摘をする人もいる
だろうが、それが許されるかぎり、よい。最終章には、著者と同じく、私も
慟哭にちかいなにかが身体のなかで疼く、複雑に。


宮台真司先生が力の込めた北一輝論(講演)を公開。
http://www.miyadai.com/index.php?itemid=67
支那革命外史』を探すが、見つからない。どこにしまったか。いかに
粗末に扱っているかという証拠だな。