2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

森嶋通夫『自分流に考える(新・新軍備計画論)』(文藝春秋・1981年)より (p.108-116) 私もまた、軍をもつならば文民統制であるべきだと考えるが、同時に他方で、 文民統制は日本では非常に難事業であると考えている。 日本で文民統制がしにくいのは次のよ…

ローテのAとBとがあって(なぜか表と裏という表現が流通しているのだが)、 不幸なことにBが機能していなかった。伊良部と前川。それで三連戦の初次を 落として結果三連敗になることが多かった。そこを改善しようとしている。 伊良部の代わりに久保田。前川…

ちょっと忙しい一週間だった。ところで。 遅ればせながらに山田朗さんだとか纐纈厚さんのお仕事を読んでいて、そこに リアリティを感じる(かれらの党派性は別として)。アメリカの昭和天皇免罪と 戦中の日本内部の宮中・海軍の工作の合体で、ああいう、聖断…

甲:何故、日米軍事同盟ハ日本国家方針ノ基軸ナルヤ?。大前提ナルヤ。一切ガ 其処ヨリ派生ス。故ニ日本国家ノ外政ノoption狭マルト存ス。我、collective defenseハ結構ナルコトトハ思ヘド、親「シオニズム」ニ固マル「アメリカ」ト 一蓮托生シテ日本軍(自…

先週ノ金曜日、FM-NHK「邦楽ジョッキー」ニ桂米朝サン出演シタラシイ。 聴キ逃ス。余リニ痛シ。 昨日、NHK-TV「爆笑オンエア」出演権勝チ取リシ「トータルテンボス」ネタ 見逃ス。痛シ。 今年ハ、我モ亦タ愛ス芸人ノ「大病」相次グ。トミーズ健サン(此レハ …

本日、衛星NHK-TVニテ放映サレシ加藤泰監督『真田風雲録』(京都東映 ・1963年)ノ脚本異様ニオモシロシ。福田善之サンニヨルモノ(さぽーとハ 小野竜之助、神波史男)。我ハコノ本ノ豊臣滅亡則チ大日本帝国滅亡ヲ仮託 セルモノト勘違ヒシガ、実ハ安保闘争ニ…

人質三人(今井、高遠、郡山)解放ノ報道。 併シ日本人二人新タニ拉致セラルトノ報道。 イタリア人、拉致セラレタル後ニ予告ドホリ殺害セラルトノコト。

甲子園。対広島カープ。 4/13(火):高橋と伊良部。ラヂオで途中から聞いていた。阪神は点を取るも、 伊良部めためた。エラー連続。後日、伊良部、自ら二軍での調整を申し出る。 久しぶりに「駄目虎」を見た気分。 4/14(水):河内と前川。前川もあかんが…

ところで、大月でめちゃアクセスを賜っているんだけど、しかも「大月・ 人質事件」などの検索もあった。説明不足だった。ご免なさい。大月さんが ちょっと前に、どういう件だったっけ、週刊誌で、ネット社会の出鱈目さを しかし擁護したときに(それでも非公…

感性=受動性こそ、materialism(質料主義)にかかはる。受動性のなかに、 不自由があるといふよりも、受動性そのものが自由にならない。悟性=能動性 は暴走することがある。受動性の不自由性に現実的なものがある。しかし それは反映なのか。勿論、受動性…

甲子園。対中日。 4/9(金):井川とヴァルガス。井川が完璧に近いピッチング。ヴァルガス 好投していたらしいが、キンケードの頭に死球をあたえ退場。その代わり端に 金本・アリアスのタイムリー。あと矢野のタイムリー。大勝。阪神らしい たたみかけ。 4/1…

全然新聞を読んでいなかったので知らなかったのだが、今朝発売の『週刊朝日』 によると、高遠・今井さんは4日頃までは事態静観の待機状態だったらしい。 しかし5日に米軍によるファルージャの戦闘作戦が行われる。さらに事態がひどく なる。それなのに国境越…

岡崎哲二サン『持株会社ノ歴史』ISBN:4480058052。Williamsノ議論ヒキテ 財閥ノ内部市場・内部取引ヲ積極肯定スル議論展開ス。近頃、三井財閥資料 数点再読シテヰテ、改メテ岡崎著ニ関心ヲ持ツ。(ゴシップ:東大経済学部、 日本経済史講座ハ宇野派ノ拠点ナ…

イラクデノ「日本人」人質事件ニ就イテ、「フリー」立場ノ三人ヲ責メル議論 アルガ、スルト、「現地」情報ハ、官庁・大企業ノ統制ノミニ委任スルコト同意 セラレルカ?。近頃、陸上幕僚長、雲隠レス。ソレハ彼等ノ整合性ニ留マル。 コノ件ニツキ、首相官邸官…

http://homepage3.nifty.com/MASUDA/rock/rock04-04.html 分カル(我ガ誤解セル)トコロダケ引用ス。 つまり美学の言説の中には,階級論的な視野――端的に「歴史を持たない」 大衆への視線――がうまく接合しにくい構造があるように思われる。 美学は感性の一般…

私はよく知らねえんだが(にも関わらず書くのだが)、分裂病(統合失調症)では なく解離性障害を問題にするということが、そもそも修正主義だな。順応主義 つうか。右傾化ならば、そいつを問題にしろよ。大衆=洪水に溺れざるをえない けどさ。なに書いてる…

増田氏という音楽学者がいて、正統的な教育を受けているそうだが、しかし、 なぜこうも、自己愛だとかナルシシズムを嫌うんだろうね、そこまで嫌うという ところが余程、なんらかのトラウマをもってんのかと逆に疑ってしまう。 自己否定というのは隠れてする…

東京ドーム。対巨人。 4/2(金):藤本ではなく鳥谷が先発。片岡ではなくキンケードが三番。 上原と井川との投げあい。阪神の負け試合だったが、上原交代後、巨人の 救援陣が崩壊。矢野、今岡、関本にタイムリーヒット。 4/3(土):福原が先発。好投。高橋…

木曜日

先ノ牧原著ノ「主人公」一人ノ石野信一氏ハ、村上一郎ノ従兄ナリ。 ナントイフ!。 なおこの時上京中、既に大蔵省に入った従兄の石野信一に、二・二六事件の 感想を聞いた。この秀才で政治的感覚もゆたかな従兄は、自分の省の大蔵 大臣・高橋是清翁(ダルマ…

牧原出氏(1967〜 )『内閣政治と「大蔵省支配」』(中公叢書・2003年) ISBN4-12-003418-6 C1031ニ出会フ。現水準ニ於ケル官僚研究ノ一範型ト 推察セラル。興奮シタ。根本的ニ我ノ稚拙(以下)図式ノ猛省強ヒル。 (但シ幾ツカ未練ガマシク異議ハアレド)。良…

他ニ参考ニナラヌ読書録: ○横山臣平『秘録石原莞爾』ISBN:4829501529 →天才ハ独断専行スベシ、凡才ハスベカラズ。凡才天才ヲ真似テ関東軍崩壊ス。 但シ、満州国建設ガ既ニ一個ノ革命ニ当タルレバ、関東軍ノ統帥カラノ独立ハ 深刻ナル問題ヲ醸ス。 ○『東條英…

近頃入手セシ書物ニテ最モ我ノ痺レシモノハ、江藤淳『もう一つの戦後史』 (講談社・1978年)ナリ(迫水久常、東久邇稔彦、稲田正純・原四郎、前田稔、 曾禰益、林修三、一万田尚登、加藤陽三、天城勲、大和田啓気、木戸孝彦、 西村熊雄ヘノ「インタヴュー」…

古田・小倉編『韓国学のすべて』(新書館・2002年)ISBN4-403-25058-0 ニテ永島広紀氏知ル。嘱望サレヲル若手ノ研究者ナリ。彼ノ筆ニ斯クアル。 そうした中にも第三世代と呼ぶべき戦後世代の時代が到来する。とりわけ旗田 巍(一九〇八〜一九九四)は、戦後…

個人的ナ事ニナルガ、「中一」カラ「中二」ニナル間ノ春休ミニ、 数日前ニ「クラス」デ私的ニ遠足シタル時モ参加シテヰタ「クラスメート」 F君ガ此ノ日ノ部活動中ニ急死シタル事アリキ。我葬式ニ於テ同級生ヲ代表シテ 弔辞読ム。我初メテ死ヲ身近ニ、不気味…