笑芸

一昨日のABC放送の笑芸新人賞はアジアン。順当。当然。

http://commerce01.doshisha.ac.jp/interviews/hayasi.html の末尾に、亡くなった林さん(林家の養子となった)が芦屋の猿丸家の一員で あることの記述がある。柳田國男にその芦屋の猿丸への言及があったと記憶する。

オールザッツ(MBS-TV)。 my own ranking: 1:チュートの漫才。今夜のハイライト。レヴェルの高さ。これぞオールザッツ。 2:野性爆弾の爆弾コント。 3:ポイズンの漫才。レヴェル高し。去年のオールザッツに出ていたっけ。 出ていなかったな。 4:麒麟の川…

チャイマ(チャイルドマシーン)解散か。 あのスタイルの漫才が特に好きではなかったが、有望とみられていた人たちの はずだが。実際、笑いをとるコツを得ていた。 スミス夫人が解散したとき応援サイトがなぜか閉鎖されてしまったのだが、 私はこういうとき…

M-1、見直して改めて思ったのは、笑い飯のネタはトータルテンボスのネタと かぶっているんだな(言葉遊び、造語遊びのネタは漫才などにとって正統の ネタだけれども)。そこが笑い飯にとって不運というのか(順番が後だった)、 別のネタにするべきだったん…

出来レースと書いた途端に笑い飯が落ちちゃった。反省します。謝罪します。 ただもひとつ客席の反応に違和感はあったし、審査員の判断にも大いに違和感が あった。客席が暖まってから得点が上がるというのは、プロとしての視点が はたしてどうだったのか。 …

M-1の日。とりとめもなく箇条書きに。 ・今年はあまり寄席に出かけなかった。tv視聴が主だったのだが、そのなかで面白い と思った連中が八組のなかに結構選ばれているということは、土壌が薄くなってきて いるんじゃないかとも憂慮する。 ・漫才にランクをあ…

「新・平家物語」から。石母田史観ではあるが、ここまで嗷訴を大きく被写体に した映画は少ないのではないか。それだけでも価値がある。 http://www.raizofan.net/link4/movie1/heike.htm

公式サイトからcopy&pasteする。M-1(4th)決勝進出者が決定。 898 東京ダイナマイト(オフィス北野) 2560 アンタッチャブル(人力舎) 2584 タカアンドトシ(吉本興業 東京) 2585 千鳥(吉本興業 大阪) 2591 トータルテンボス(吉本興業 東京) 2598 南海…

カネミノブさんの本サイトの日記欄に、今年のM-1大阪予選のレポあり。 http://www.kaneminobu.com/bokesozai/diary/diary.cgiの2004年11月下旬。

昨日のよしもとサンサン。次課長の出演。河本、関西に戻って来い。というわけには いかんわな・・・。 ちょっと思いつくまま書いてみる。 漫才の分類学。何度も試みたが、常に失敗した。クリアにならない。 基本的にはボケ主導型とツッコミ管理型とがあると…

昨日の朝の「おはよう浪曲」(AM-ABC)のゲスト出演で曲師の大師匠の藤信初子 さん。話の内容もそうなのだが、それ以上に、藤信さんの柔らかい軽妙な大阪弁が 身に沁みた。ずっと聞き入ってしまった。NHK朝の連ドラ(見たくなくても耳に 入ってくる)の関西弁…

よしもとサンサンTVのギャグレスリングのコーナーにFUJIWARAが特別出演していたのでちょっと びっくり。あいかわらず高橋の犬井ヒロシのネタは面白かった。最近は明石家電視台(月曜日)と よしもとサンサンTV(金曜日)が視聴の上において双中心となってい…

Sun-TV『よしもとサンサンTV』でサバンナ高橋は犬井ヒロシのネタを毎週、新ネタとして かけている。御立派というしかない。しかも決してネタ切れしていないんだから、と言って おきたい。写真はサンTVの公式サイトから。

要するに書きたかったのは、韓国にも、やはり、ボケとツッコミ、天然ボケ、天然バカのキャラ 振り分けがあるということだった。ネットのストリームの映像で中国の演芸を見たことがある んだが、漫才のようなものがあった。が、ちょっと違ってもいた。

http://d.hatena.ne.jp/gaikichi/20040720#p3で擁護なさっているようだが、しかし http://d.hatena.ne.jp/gaikichi/20040720#p2で規定されているところの、消費文明= アメリカ的生活様式という固定に大いに疑問がある。これでは消費文明や享楽主義に溺れる…

http://d.hatena.ne.jp/kaneminobu/20040410#p1 ネタの構成力に関しては昔から定評があったんですよね。関西ローカルの 「爆笑BOOING」で5週勝ち抜いた関東勢で現在生き残ってるの彼等だけですから。 関西ローカルの「明石家電視台」レギュラーでも浮いてい…

○陣内智則(働きすぎ。早死しないでね)の視力検査コントに印象深い長髪の「外人」の おっさんが出てくるのだが(ペルシャ文字を指差す)、かれが、カーン&ニキータ(パキスタン人の おっさんとウクライナの肉感的美人の漫才コンビ)のカーンさんなのだとい…

○別宮さんが関西について述べているので、ちょっと批判めいたことを。 別宮さんの中国論に感じることは、別宮さんの師匠の松田智雄さんのお仕事を私は知らない のだが、しかしやはり、Weberからの流れがあるのであって、一般的に、前近代的なもの、 無秩序へ…

○千鳥の初の看板番組『千鳥じゃ』(ABC-TV)第一回目*1が、手漕ぎ小舟で笠岡から北木島まで 17kmほどを漕いでゆくという企画(故郷に「錦」を飾る、と。苦労させて)。途中に寄った 白石島*2の中年男性と大悟が島の言葉で闊達に(つまり老若対等に)喋っている…

○げー(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040803-00000052-mai-soci)。 はねるのとびら(フジTV)、まともに見てないけど、あの虻川の女子大生コントが唯一好き だったのに、これじゃあ、あのコントも打ち切りか。あと過去に「ビルマの竪琴」をパロった …

○一回見かけたことがある、これでただちに敷衍できるとも思わないが、しかし参考にはなった、 十年前ほどだが、香港の中環ちかくで*1、まだ「返還」前のことだが、ブリテン人がかれは統治機構の 高官なのだろうか、貴族的な格好(狩りのだろうか)をして大き…

○よう知らんうちに書くのだが、ネオ進化論とサ(th)ッチャリズム・レーガノミックスの 流行した時期って一致していないか?。ブリテン人の、何が何でも自己保存だとか排他・排除性 を基礎とする分析は、基本じゃなくって、かれらの社会性を表現しているに過ぎ…

○柄谷早う死んでくれないかなと思うことがある。二年前の熊野大学で事務局は山本ひろ子さんを 呼んだ。この選択はなかなかグッド。私は『中世神話』(岩波新書)しか読んでないけど。 ところがその席で柄谷は山本ひろ子の中上論(これ、どういうものだったの…

○上演行為への同意と参加。映像などが文字化する、つまり複製可能の対象になりデヂタルで 保存可能になってくると、巨泉さんのいうような「TVは畢竟生(なま)だ」というライヴ感が なくなり?、不均衡過程が出てくる。同時性がなくなる。すると上演行為への…

今週の名言2:喜味こいし先生「漫才コンビは友達であってもいいが親友であってはならない」 (「痛快エブリデイ」関西TV)。すると「二個一」とは、心身一体というわけではないのか。

○将棋の羽生さんが最近現代風の眼鏡にしたのでお節介ながら、ほっとしたという ことを書こうか書くまいかとしていたらば、中島らも死去の報道をうける。 やはり絶句する。勿論、前史はあるだろうが、前々からいつ死んでもおかしくない ような生活はしている…

○今週の名言:http://d.hatena.ne.jp/kaneminobu/20040725 「お笑いっていうのは潰しがきかんから大変なんや。舞台でどんなに客の心をつかめる人間でも、 それを営業の仕事に活かせるわけでもない。お笑いに必要とされる能力というのは、一般社会では 必要と…

○明日、関西在住のかたにかぎられますが、朝の五時からですが、AMラヂオの1008メガヘルツの ABCラヂオの「おはよう浪曲」は、七色の声をもつ、伊丹秀子大先生の口演でございます。これは まじで驚きます。タイマー録音などをして、是非とも聴いてください。

○内田樹さんが7/13(2004)づけの文章で日本社会の擬似家族性について指摘している 文章。むかし場末の古本屋で(失礼)、イーデス・ハンソンさんのエッセイ集にそういう 主題の書物を立ち読みしたことがあった。会員制ではない、親戚社会の国家というような …