2004-01-01から1ヶ月間の記事一覧

一昨日に引用した下村寅太郎さんだが、あのときは私はまだ下村さんが新カント派 の問題圏をどう処理したかを意識せずに引用したわけで、理解は半可通だった。 下村さんは西田幾多郎論を書いている。西田からの影響が濃厚であるわけで、そこを 私は無視してい…

村上一郎評論二編。

昨日に続く。「宗教と科学」との関係、間、そういうものを問うている。 素人の問いである。 ○「原典主義」がプロテスタントのものである。それは儀礼 (それを所管するローマ教会)への批判をはらむ。一般に、「聖書 中心主義」ともいわれているが、しかしそ…

質を今以上に劣悪にしようと書いた途端に筆が軽くなってきたぞ。 清水先生の「ルーマンの社会システム理論」という小論(岩波書店の 「社会学講座」の第何巻だったっけ)に次のごとくあった。「観察」 Beobachtungの説明の項である。初心者に向けて書かれた…

もともとそうだったんだろうが、ますます、単なる自意識系表現に なりつつあるな。単なる「ひけらかし」(本当はひけらかし以前なんだよ。 それをひけらかしだと捉える人がたまたま無教養なだけで)だという ふうに。困ったね。なにか狙いがあったんだと思う…

沖浦和光さんの瀬戸内民俗誌(岩波新書)を探したら小書店にはなかった。 かわりといったらなんだが、義江彰夫さんの神仏習合論(岩波新書)を。 あとM.Davisの自叙伝のpart.2(中山康樹訳・宝島社文庫)を求める。 マイルスがSly Stoneについてどう思ってい…

しばらくは、去年の年末に読んだ下村寅太郎について、ここで 再録をするということで、御茶を濁す、ということにします。 引用中の「傍点を傍線にする」という表記は機能していません。 タグを知らないので、対策を検討します。 9/6に加筆。地の文と引用文な…

網野善彦先生は荘園誌料研究の歴史学者のみならず、澁澤敬三系の、漁業関係の 民俗学者としての側面ももつのだが、千鳥の山本大悟氏の出身の、北木島(花崗岩 で有名らしい)について何らか述べていないだろうかとちょっと(ちょっとだけ) 探してみると、北…

昨日から勝部謙造『ディルタイの哲學』(改造社・1924年)を読もうとして いたのだが、本日は全然、読むことができず。勝部氏の背景も分からず。 「序言」には、著者が広島居住であることは記されている。

教科書に墨を塗る経験をしていない「世代」は駄目なのかもしれない。って、 どっかで読んだっけ。(これは揶揄ではなく、自己批判のつもり)。

火曜日

姫路。 風がきつく寒い日。震えあがる。 西谷啓治『神秘思想史・信州講演』(燈影社) バッファロー吾郎のダイナマイト関西本。 昨日は齋藤瀏『獄中の記』(東京堂・1940年→1941年)を読んでいた。 事情あって、身体に「いい波」(細野晴臣先生の「tranquili…

野原さんにコメント欄で「ヘーゲルを読み込んでいらっしゃって、羨ましい。自分 にはそんな力はない」と書いた軽薄さが恨まれ。この私の軽薄さは直らない。 野原さんは深刻な肺疾で入院されたときにヘーゲルを読み込んでいらっしゃるのに。

ABC-TVお笑い新人グランプリ決勝(相変わらず審査員の人選が偏奇なんだが、 なにか深い意義があるんだろ): (以下、出順) 1(千鳥):あいかわらずおもしろい。 2(ヘッドライト):「オールザッツ」ではあまり印象がなかったんだけど、 このネタは素晴ら…

suga秀実さんの『Junkの逆襲』を立ち読みした。購入していないのに言及 することは無作法だが、ちょっとだけ。黒寛の罵倒語のユーモラス性について 言及しているところが、さすがだなあと思うのだ。こういうところにsugaさん の、偉そうにいえば、現役性があ…

野原さんが私のページについてリンクをつけてくださった。村上一郎関連で。 野原さんと関係ないのだが、一般的な誤解を与えるかもしれぬこと(無視 すりゃいいんだが)についてちょっと書いておきたい。村上さんはたしかに 人脈的に日本浪漫派再評価をする人…

模写論(懐疑論的独我論)⇔先験的構成主義(意味実在)⇔自己産出論(確信 論的独我論) ははあ。同一性・自同律のなかにも、「そうあれ」という命令があるわけね。 たしかにそうだ。そういう意味で、A=Aも人工的なわけか。(しかしそれを 一般者の自己発展と…

本恵比寿。でも私は三木の戎神社に参詣したのだが、ここは「戎」でよい。 辞書では、「恵比寿」なんだが。どうなんだ。どっちでもいいのか。明日を 「のこり戎」と呼ぶ。

清水太郎さんの「カント学派哲学と大正期日本の哲学」(『現代思想』のカント 特集号に掲載されていたんだな)を再読す。いや、再読じゃねえな。ようやく それなりにきちんと読めた。こりゃすげえよ。これが二十代半ばのお仕事かよって な感じ。いきなり提灯…

金曜日。宵恵比寿。

詠歌「比叡山(@吉本隆明*1)を下りてはいけない」 将来の。官学しょッてたつやうな。御仁の精魂こめたる作品。其を精読せぬ うちに。臆見でひとかげらに。扱ふことの恥知らずさよ。 (ホントは無視して欲しかッた)。 しかし乍ら先生が放言といへど。「失…

倫理に関わることかもしれませんが、どうしても書いた後に自分で共感が できなかったので、削除いたしました。繰り返さぬように気をつけます。 11/30に追記。 ドカベンをひさしぶりに読んでいて、なにか、記していたんだな。

科学とは、実験的帰納法、収集の方法なのだが、しかし新カント派はそれを 可能にする、前提としている、経験や感官そのものを自明にしていない。 ベンヤミンなんかもある意味、反科学のような姿勢がある。西田幾多郎にも 「法則」論があったな。反科学である…

水曜日・七草

「七草」は「ななくさ」ね。以前、「しちくさ」と読んで、「それじゃあ 質草(しちぐさ)じゃんかよ」と笑われた。

「中川家ん!」(MBS-TV)のオール阪神さんの生(なま)い話。

こぶし書房から西田学派叢書が出ている。なかなかの充実ぶり、力の入れ方で ある。こぶし書房といえば、あの党派の出版局である。しかし右よりとも 取られる古典がそのまま出版されている。好感をもった。しかしその「好感」 はその党派の党派性とは何の関連…

vib

Louis Jordanの秘蹟。

火曜日

姫路。 ベンヤミン(岡部仁訳)『ドイツ悲哀劇の根源』(講談社文芸文庫)。 大橋武夫解説『統帥綱領』

月曜日

そろそろ医療事務、勉強しなおさんとあかんのやが。 今日やったまともなことといえば、なにかな。大瀧詠一を一日 聴いていたぐらい。昨日の話を理解できたとは思わぬが。ここ 数年で(ここ数年しか聴いていないが)、印象深かったのは 大瀧さんのバディ・ハ…

反省意識のない仮象とある仮象。 勉強どころじゃない。

ライスボール。立命の勝利。 録画したものを前半分だけ見る。21-9で立命館が優位しているけど、 内容的には、全然、押されている。いつもと比較して、やはり、 ライン戦で不利。高田君のパス成功率が低いし、やたらとキープや スクランブルが多いのは苦戦し…

土曜日

一日中、運転手。ちかれた(勉強どころじゃない)。 (ポルト・バザールのための、国道二号線の渋滞は毎度、凄い。 あれ、近所の人はひどく迷惑しているだろうな。ロケ間違いじゃ ないか。シミュレーションしたのかな)。