村上一郎評論二篇とどく。
重要なるもの未だ入手してをらぬが、おぼろげながら、
かの全体像につきて吾にほのかに把持せるところあり。
一に情念・情感の科学的把持(亦たその東西の比較)。
一に大和における文武両道の様態。文武分かたれずの自覚なり。
前後者はそれぞれに関聯するところなり。
(亦、村上氏父君の基督教、母君の水戸学の系譜はその前後者の
要素と重複するところありやなしや)。
今日はこれのみにして擱筆す。