ツタヤで借りる。
上とはちがう、カラヤン指揮・ベルリンフィルの三枚組のもの。
ブライアン・ウィルソンはシュトラウス二世のようなものか?
キューブリックの「A Space Odyssey」でなぜウィンナワルツなのか
ということは十分に議論されているだろうが、オッフェンバック
ホフマン物語」のメインだとかもその種類の系なのだが、見かけ以上に
深いんだよな。三拍子の二拍子目をすこしずらすところにウィーン風の
味があるらしい(解説にあった)。細野さんのロック論みたいなものか
(おっちゃんのリズム)。
カラヤンは雑なものを切り捨てる統一性の音の志向を感じられて、
あまり好きではないのだが、彼自身ウィーンとのかかわりが深いから、
これを選んで良かったか。