サーフズ・アップ
Mardi Gras in Baton Rouge
It's De Lovely: Authentic Cole Porter Collection
人にちょっと教えてもらったのだが、
http://www2.ocn.ne.jp/~lemonweb/story_pages/s_page3.htm
要するに嬰児の泣き声、オーケストラのチューニングの基音、時報
などが「ラ音」だというのだ。
440Hz(440回/秒)である。
上のリンクでは、440Hz自体が国際標準であるのは1939年に決められて
いるかららしい。その動機についてはまだ不明なのだが。
思い当たるのは、亡くなった宮川泰さんの発言で、と、息子さんの
彬良さんが喋っていたのだが(2005年1/8「朝日新聞」の「おやじの
せなか)、

本人も「ドとソが夫婦、間を取り持つミが子供でハッピーな
三和音。たまに寄り道したくなるラが愛人」と冗談で言いますが、
重要なところでことごとく「ラ」の音を使っているんです。

とのこと。
これはしかし順序的には逆(標準ピッチであることを知った上で)
かもしれない、しかしそうでないかもしれない。
coincidence(暗合・一致)、synchronicity(同調)、serendipity
(同期力?)それ自体は科学ではないので。科学はもっと厳しいもの
です*1

11/2に追記:
http://blogs.dion.ne.jp/nagareya/archives/4413194.htmlでも
話題になっていた)。


ところで"Surf's Up"、二枚組一枚("Sunflower"とともの)を人にあげて
しまっていて("Sunflower"単独のものを求めたかったので)、手元に
なかったので求めなおす。あれ、こんなに傑作だったっけ、と気づく。
細野さんが"(the)Ambient Driver"のある時点で一番好きなアルバムだ
と書いておられたことに影響を受けているかもしれないけれども。


Cole師の能産の謎について。
あと、なんといっても明るいのがいいよなあ。
もっとも上のアルバムはC.Porter入門としては適切だったかどうかってな
ところもあるみたいだ。

*1:この記がたとえ反細野的に見えたとしても。細野先生それ自体の或る一部が反科学的であるかどうかについては、私ら凡人には預かり知るところではないとだけ書いておく(笑)。