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これは御得というのか、素晴らしいアルバムでした。
萩原健太さんの解説にあるとおりだが。
"Endless Harmony"(B.Johnston)、"Soulful Old Man Sunshine"、
山下達郎さんがこれで分かったという、モノではない？*1"Surfer Girl"、
"Do It Again"の初期ヴァージョン、これを買いたい一番の目的であった
"Loop de Loop"、それの原版の"Sail Plane Song"*2、カラオケの"Stack-O-Tracks"
に入っていた版での、vibraphoneの前奏つきの"'Til I Die"など、価値あるものが
ずらっと並んでいる。ナミのbootlegよりも満足度が高い。
音楽の才能は別だが作曲の才能としては、bb6の間では、Brianは別格として、
順に並べると、B.Johnston←Dennis←Carl←Al.Jardin←M.Loveということに
なるのだろうと決め付けておく。

*1:binaural mixということ。

*2:これは珍しいのだが、Brian原版よりもAl Jardin版の"Loop de Loop"のほうが素晴らしい。追記：ただ両方ともに、"Smiley Smile"所収の"Fall Breaks and Back to Winter"="W.Woodpecker Symphony"のヴァリエーションだと思う。この曲も"SMiLE"所収だという話はあったらしいのだが。ついでにいえば、我々にはbootlegで初めて知れた原版"Wonderful"をCarlは"Smiley Smile"でカヴァーしているのだが、これはひどい、といっていいだろう。原版にあったsomethingが決定的に変質してしまっている。