感冒中に見ていた、『ドリームガールズ』。
まったく予備知識なし。ビヨンセすら知らなかった(名前は聞いた
ことはあったけど)。
有名なミュージカルを元ネタにしているらしい。
ネットでは次のレヴューが適当か。
http://www.beats21.com/ar/A07013102.html
この映画はモータウンを描いているというより基本的には
現状批判のフィクションだろう。前半あまりにつまらないのでびっくり
だったのだが、前振りで後半に力を入れるためにやむをえず詰め込み式に
手を抜くみたいな感じか?
揶揄の力はそれなりにある。ダイアナ・ロスというよりも、
私などは、ホイットニー・ヒューストンなどを思い浮かぶ。
調べずに書くけど、記憶だが、出始めはそれなりに見所があった
かもしれないが、バブル(ハイパーシニシズム)に乗って、魂を悪魔に
売り払った。声はいいけど、歌唱力は悲惨。声の強勢のつけかたが
あまりに変なんだから。それなのに売れてしまう。
そいえば、ワムなんかもこれかも。初期ワムはそれなりに興味深い
と思うのだが、ジョージ・マイケル(最近になってようやく同性愛者
であることをカミングアウト)が、上のパターンである。
フィル・コリンズなんかもそうか。
「戦犯」数えみたいな感じになるが。