夜勤明け、先輩が、コーネリアスの『ファンタズマ』を掃除の時間に園内で
流していて、疲れがぶっとぶというのか、自分の若さを思い出す。1997年版だと
おもわれる。

FANTASMA

FANTASMA

11/1-2に奈良旅行をしてきたのだが、春日大社に参詣したとき
午前9時から、祝詞があげられていたのだが、春日大社興福寺
もともと神仏混淆的に同体であり、その祝詞は声明であった。
これがすばらしく、ふと(俗だが)、イスラエル的なものも感じる。
ライヒの「テヒリーム」的な。

Tehillim

Tehillim


いいものを聴かせてもらった。録音したかったくらいで。
小岸昭の旅記(岩波新書)のルリア研究者の「日本の神道という
すぐれた思考メカニズム」という評言も想起する。
ついでにいえば、春日大社は回廊というのか、斜面に循環する舞台装置に
なっていて、アミューズメントとして優れていて、日本の神社で私の
訪問したなかで、3本のひとつに入ると思ったほどの、優れた神社だった。
神官の本格的だったし。
そういう「やばい」ことを思考したくおもう。中上健次のように。

Hard Candy

Hard Candy


BEST FICTION

BEST FICTION


Brian Wilson Reimagines Gershwin

Brian Wilson Reimagines Gershwin


細野晴臣OMNI SOUND

細野晴臣OMNI SOUND

Gossip Candy(DVD付)

Gossip Candy(DVD付)


これを聴いてマドンナ(個人名ではなくプロジェクトとしての)
のなかにある、hip hop性を追究したく思ったが、節約生活のため、
はたしていない。


First Love

First Love


いまごろ聴いたのだが、コピーともいわれる、えと、倉木麻衣
(これも個人名というよりプロジェクト名)か、こちらのほうが
エロくていいな。YOKO B.Stoneのせいか。

1 & 2

1 & 2


Third

Third


@mesmer1709さんの示唆で求めたが。
カンタベリージャズロック。まだ判断しえない。


Kate & Anna Mcgarrigle

Kate & Anna Mcgarrigle


Heartbeats Accelerating

Heartbeats Accelerating


Album 1

Album 1


Recovery (Dig)

Recovery (Dig)


Release the Stars

Release the Stars


オール・デイズ・アー・ナイツ:ソング・フォー・ルル

オール・デイズ・アー・ナイツ:ソング・フォー・ルル


Prima Donna, The Story of an Opera [DVD] [Import]

Prima Donna, The Story of an Opera [DVD] [Import]


Rufusの淵源というのか、環境を理解す。やっぱぽっと出でこういうものは
出てこないょ。お母さん・叔母さんの影響が(父よりも)強いように思えた。
とくに、Kate&Anna McGarrigleの1stは素晴らしいね。
あと、オペラ処女作のメイキングというのか、そのドキュメンタリーで
Kateやカナダの自宅が被写体になっていて、おもしろい。英語字幕だけれども
理解できるでしょう。
Rufusの最近の傾向は好きではないのだが、最新譜(ピアノ×ヴォーカルのみ)は
1stに回帰したかのごとくで、好きなアルバムとなった。


This Joint Is Jumpin [DVD] [Import]

This Joint Is Jumpin [DVD] [Import]


Harlem Renaissance [DVD] [Import]

Harlem Renaissance [DVD] [Import]


これはリージョンフリーのDVDプレイヤーでしか見れないと思う。
Fats Waller出演の黒人映画をさがしていたが、結局、ドキュメンタリーしか
見つからず。
息子さんが主だった証言者として出演しているのだが、なんと、
姿・声ともに、瓜二つであることょ。驚いた。
共作者のRazaf(女性)他、多くのlegendsが出演していたのだが、
なんか私にとって鉱脈がありそうだった。
後者は、通り一遍のもので、単なる副次的資料だな。

坂本龍一さんの「スコラ」音楽史講義をずっと視聴している。
やはりバッハ篇が面白かった。今日、いまからジャズ篇最終回。
来週からはポップス・ロック篇なんだろうか?


バッハ : 平均律クラヴィーア曲集 第1巻

バッハ : 平均律クラヴィーア曲集 第1巻


バッハ : 平均律クラヴィーア曲集 第2巻

バッハ : 平均律クラヴィーア曲集 第2巻


やはりこの「旧約聖書」を聴かねばと思い、もとめて、この一月半ほど
通勤・帰りの車中で流しっぱなし。
聴けば聴くほど、味が出てくる。最初はゴールドベルグのようなものを
期待していたから、やや、煩雑な感じを受けていたのだが。


ジャズ篇も勉強になったのだが(ビバップからマイルスへの変化について)、
私の知りたい、また齧っている知識とはあまり交錯しなかった。
とくにその前のスウィングの具体的な掲名について、違和感あり。
また山下洋輔についても私はあまり知らない。


ニューオリンズ [DVD] FRT-232

ニューオリンズ [DVD] FRT-232


ようやく今日視聴した。良かったよ。
これも或る神話化だとは思うが(ジャズがアメリカの国民音楽になった
のは、1930年代らしく、そこに、アメリカ左翼の影響もあると、蓮實先生が
どこかで喋っていた)、しかし、西欧古典音楽との緊張関係・懊悩を主題にして
いる。
ところで、ビリー・ホリディである。いわゆる、ブラックミュージックでは
ない印象を私は持っている。声が細いし。しかしこの、ラリっているかのような
幻惑的な歌唱である。これがすでに、当時から一世を風靡し、名声を得た。
のちの、スペクターにとっての、ロニーの声のような、異色の声なのだ。
(これが俗化されると、松田聖子だとか、ドリカムになるのだろうが)。
あと、ニューオーリンズからシカゴにジャズの中心地が遷ったときに、
ピアノのブギウギ・スタイルが登場するらしいシーンがあり、そこが勉強になる。
この遷化において、カンザスシティは、あとだったっけ、途中だったっけ。
ミシシッピー河沿いである。メンフィスも。
シカゴジャズでニューオーリンズ出身といえばジミー・ヌーンを想起せざるを
えない。
こういう当時のミュージシャンが出演する映画で私が気になっているのは、
Fats Wallerのそれである。これ、いつか、視聴したい。