・保田與重郎、1930年代で最高のモダニストの一人だったのか。かれのあの、ある意味、
独善的つうか、読者を切り捨てたような、悪文。そういうものでしか表現できない、と。
惹きこまれる。しかし新学社全集での『ヱルテルは何故』解説(山城むつみ)ひどかった。
かれの言いたいことは、ほとんど、保田は山城の解説文(保田は資本主義批判を断念し
過去に逃避した)で解決ずみの人だから、読まなくていいというものだ*1。これほど貧しい
読解をよく解説に書くなあ。柄谷を公共圏にかついでいる人は悲惨だな。
・他。


翌日

*1:てなことをリテラルには書いてないけど、そう読まれてもおかしくはない、と私は判断する。