○今日に中核派の拠点や関連場所133箇所に警察の捜索・踏み込みがあったと夕刊に
書いてある。http://d.hatena.ne.jp/shaka/20040809#1092033576もある。
そのせいか、昨日の私の日誌のコメント欄のリンク元の「中核派」を見てみると、
現時点で総計200ほどのリンク数がついている(勿論私だけでなく、「中核派」を
記されたかたのページには軒並み二百近いカウントがついている)。どなたによる
のかは知らないが、私の文章をそれほどまでに何度も読んで頂いて本当に有り難いこと
です。中核派に関する他愛もない小咄をやろうとも思ったが、やはりやめます。


○ネタに困ったときの別宮語録(例によって価値中立的に引用させてもらう)。

裁判官というのは試験で選ばれたに過ぎず、選挙で選ばれたわけではありません。国政の最高
機関は議会であって、裁判所であるはずがないんです。議員不信=政治不信と垂れ流すマスコミ
論調は、国民批判に他なりません。でもご指摘の通りで、戦後の歴史というのは、マスコミ・
官僚よりも常に、政治家=議員が正しかったことを示します。

つまり、立憲君主制議会制民主主義=議員内閣制のもとでは、官僚の入れ替えはできません
から、制度変更を狙う野党は政策を実現しうるだけの法案をまず準備し、絶対多数を議会で占める
ことを狙わねばなりません。それがためには、比例代表制中選挙区制度を廃止し、小選挙区制度を
導入すべきなんです。つまり、こういった常識が社会党のために全く実現しなかったんですね。
つまり、民意とは議会多数であり、政権交代とは連立政権成立ではなく、単独過半数による政権が
とって代わることです。官僚を縛るには予算と法律で縛るしかありません。