前回は、現在の恋を断念するために書いたのだが、やはり一定の
効果がある。
ああいうものはリズムを狂わせればいいのだから。
P.Boulez+Cleveland Orchestraの"Le Tombeau de Couperin"をもとめる。
はまぞうに出て来ねえ)。
カラヤンのそれに比較するとテンポは速い。しかし音の統制性(統一性)はカラヤン
比較すると、かなり雑にも思える。聴衆の違いなのだろうか。カラヤンの美学
(しかしこれは結構、やばいものもあろう)における聴衆とは、古典的なんだろうか。
日本でいえば歌舞伎を社交として見に行くというような。ブーレーズにとっての
聴衆のほうが現代的というのか。教養はないが一音それぞれについて考えたがる世代。
いい加減な推測だが。