スライ・バック!!

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エイント・バット・ザ・ワン・ウェイ

エイント・バット・ザ・ワン・ウェイ


1979年のそれと1982年のそれ、ワーナー移籍後の
それ、復刻されている。
別に悪くないよ。トーンは下がっているにせよ、
innovationは続いていると思う。
後者、ロック調(ヘヴィメタにちかい?)のトラックがあって
なぜか笑ってしまった。


ところでさ、2007年の紙ジャケット仕様で一連に復刻された
ものって、別テイクのそれだとか、未発表音源が収録されてん
じゃん。知らなかったよ。
スタジオ研究知らないから、スライ・ストーンがどんな風に
録音していっているのか分からないんだけど、別テイクの試聴を
聴くかぎりは、即興的なものではなく、原スコアというのか原案は
しっかりしているようなそれだ。時代のノリが背景にあるにせよ、
『暴動』なんて、どういうアイディアや動源からあんなきっかいな
傑作が出現したのか、私にとってはずっと謎だった。
『Small Talk』の別テイクのそれを試聴したら、公式トラックと
かなり違う初期ヴァージョンもある。その生成過程はおもしろいだろうね。

あと『High Energy』(1975年)って、CD化されているんだろうか。