2004-12-14から1日間の記事一覧

(引用者注:将棋の)勝負に大切なのは、相手の云いなりにならず反発する精神だ。 (「将棋世界」2004年5月号、真部一男さんの文章。森―二上戦の解説。p.97) 序盤から中盤にかけては相手が無理攻めをしてきたらば「云いなり」になって 指し切らすことが一般…

(私の)印象に残っている羽生言及を引用してみよう。 「最善手を構築する手段はあるわけですが、羽生さんとはその思考方法が違う ような気がします。結論は結局同じになるかもしれませんが、それにたどり着く プロセスがどうも違う。チェスをやってよく分か…

昨日の補足。 保坂著「羽生」の中心にあるのは、第五章「局面の複雑化」にある。 羽生は”単純な手順”と”直接的な手順”を嫌う。(改行)将棋では「いいときに 単純に(直線的に)指し、悪いときは戦線を拡大して複雑に(曲線的に)指す」ことが いいとされて…