2004-07-11 ■ 西田 ○保田與重郎の「イロニー」って、かれ自身がいろんなところで断っているように、一般に 使うイロニーとは意味がちがうのに、ある一部からシニシズムのようなものとして誤解 されているのかもしれない(保田は言い訳をせぬ人だ。自分がどのように解釈されようが 気にはしなかった)。橋川文三さんの訳されたシュミット『政治的ロマン主義』を再読したが、 これがどう保田と関係するのか、馬鹿な私にはちょっと難しかった。 7/23